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きくちゆうきの親友の事故死を重ねた?100日後に死ぬワニに込めた想いとは

SNSで大きな話題を呼んでいた「100日後に死ぬワニ」が、3月20日についに100日を迎えて終わりました。

ワニの最期はおそらく交通事故死ではないかとみられます。

とうとうワニは死んでしまったことになりますが、作者のきくちゆうきさんのプロフィールを見ていると、過去に親友を交通事故死で失った経験があるというのです。

そこで今回は、きくちゆうき先生が過去に親友を失った事故死とワニの最期を重ねていたのかもしれないという点や、作品に込めた想いについてまとめました。




100日後に死ぬワニの最期はどうなった?

「100日後に死ぬワニ」というテーマで、4コマ漫画を毎日SNSに投稿していたきくちゆうき先生。

タイトルに「〇日目」、4コマの終わりに「あと〇〇日」と書かれているだけで、内容はとってもほのぼのとしたワニの日常が描かれていました。

あまりに素朴で何気ない日々ばかりで、誰しもが共感できるようないつもの「暮らし」がどれほど大切なのかが伝わってきます。

ワニの最期の日となる100日目は、友人達と一緒に花見の約束をしており、ワニも前日から天気予報をチェックするなどとても楽しみにしていました。

が、約束の時間になってもワニが来ないことを心配し、友人のネズミがバイクで迎えにいくんですよね。

途中、赤信号で停車中にネズミは満開の桜の写真を、ワニを含めたグループLINEに送ります。

けれどもワニのスマホと思われるLINE画面を覗き込んでいたのは、なぜかひよこ。

側ではワニの倒れた体が少しだけ描かれていますが、おそらく車に轢かれそうになったひよこを助けるため、自分が犠牲になったということだと思われます。

ネット上では、

  • 最後まで優しく勇敢なワニだった
  • 3日目にも轢かれそうなひよこを助けてたけど、また同じ目にあって今度は死んでしまうなんて…
  • ネズミがいた交差点と近いところでワニが倒れている。こんな近い距離で事故死したと後で知ったネズミのことを思うと、いたたまれない

などと、ワニの勇敢な死を讃えるコメントや、残された親友のネズミを気遣うコメントもありました。




きくちゆうき先生の親友が交通事故死の経験をワニに重ねた?

「100日後に死ぬワニ」の作者であるきくちゆうき先生ですが、なんと過去に親友を交通事故で失くした経験があるというのです。

その親友は中学の頃から仲が良く、いつも一緒に遊んだりプリクラ撮ったり、たまに変な人たちに絡まれたりしたそうです。

それから5年が経ち、きくちゆうき先生が20歳の時、その親友が事故で亡くなってしまいました。

たくさんの思い出や、まだ一緒にしたかったこともたくさんあったことでしょう。

きくちゆうき先生はすごくすごく泣いて、数ヶ月落ち込んでいたようです。

ただ、時間が気持ちを整理してくれるもの。

落ち着いてきたきくちゆうき先生は、親友の死を受けて「何かできないか」と思って、一時期やめていた絵をまた描くことにしたんだとか。

このエピソードを見ると、ワニ=親友、ネズミ=きくちゆうき先生自身なのではないか?という見方ができますよね。

生前のワニも、友人のネズミ達とたわいもない時間、けれど大切な時間を過ごしていました。




きくちゆうき先生が100日後に死ぬワニで伝えたかった想いとは?

きくちゆうき先生が100日後に死ぬワニを描くきっかけになったのは、親友の死もあるようです。

誰にでも来る「終わり」を意識することで、みんながそれぞれ納得した生活や暮らし方をできるようになったらいいなという想いで描き始めたとか。

それを意識することで、今何が一番大事なのかが見えてくると思う、ときくちゆうき先生は語っています。

 

「100日後に死ぬワニ」は、これまで4コマ漫画形式でしたが、100日目だけは4コマ×3つと1コマという構成になっていてボリュームがありますよね。

もちろんそれは「死を簡単に4コマでは描けない」という単純な理由かもしれません。

けれど、合計13コマに”込められた想い”というのもあるんじゃないかという見方もできますよね。

花見の場所になかなか来ないワニのことを、他の友人はあまり気にはしてない様子ですが、ネズミだけは何か虫の知らせがしているような表情をしています。

そしてバイクで迎えに行き、その途中で思いついたように桜の写真をLINEで送信しています。

するとすぐに既読がつく(ワニが読んだ?)けれど、ワニは車に轢かれそうなひよこを助けて自分が事故死してしまいます。

そして最後に、青空と満開の桜が舞い散る綺麗な1コマで締められていますね。

(絵の奥にはひよこらしき影と、横たわるワニのような影が見えます)

きくちゆうき先生は親友の死をワニと重ねて、桜という日本人の情緒を描くことで、心優しいワニ(親友)を弔う気持ちを描いたのかもしれませんね。

「100日後に死ぬワニ」には色々な想いが込められていました。

  • いつまでも日常が続くとは限らない
  • ちょっとしたことがきっかけで終わりがくる可能性は誰にでもある
  • 後悔のないよう、今やりたいことに踏み出すきっかけになったら
  • 日々の生活の中で選択しなければならない時、一番大事なものを選ぶ考え方をするきっかけになったら

イラストはゆるくて可愛い感じでしたが、100日を迎え、自分自身について色々と考えさせられる素晴らしい作品でしたね。

今後は映画化されたりグッズが発売されたりとのことなので、ワニは死んでしまったけれど、これからもワニの顔を見ることはできそうです。




まとめ:きくちゆうきの親友の事故死を重ねた?100日後に死ぬワニに込めた想いとは

「100日後に死ぬワニ」が、ついに100日を迎えて終わりました。

ワニの最期は交通事故死で、作者のきくちゆうきさんが過去に親友を交通事故死で失ったことがきっかけとなった作品でした。

自分や家族、周りの人などの「終わり」を意識しながら日々過ごすことが大事だと考えされられましたね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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